2024年9月号（239号）
特集｜BACK TO THE 90s
山形県内全域

バブルが弾け、時代の転換期となった1990年代。皇太子殿下の結婚やレインボーブリッジ開通といった話題のほか、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件といった出来事も。当時の山形を振り返り、文化・経済・ライフスタイルについて、イマドキとの差や時代の変化をおさらいしてみよう。

「30年ひと昔」ひとつの時代を振り返る

ことわざの「十年一昔」とは、世のなかは移り変わりが激しく、10年も経つと、もはや昔のことになっている様を伝えている。それが30年ともなればどうだろう。人間の成長と照らし合わせて考えれば、生まれたての赤ちゃんが地に足のついた大人へと成長する歳月である。

1990年代の山形にどんな記憶のカケラが？

本誌『フリーマガジン ガッタ』は“山形に住む30代以上の大人”をターゲットとした文化情報誌だ。その“30”をキーワードに、いまから30年前、ガッタの読者ターゲット世代が生まれた1990年代の山形を振り返り、どんな出来事があった年代なのか、象徴的な話題について振り返り、現在は当たり前に存在するモノやコトと比べて愉しんでいただければと思う。懐かしい、これ覚えてるというかたは令和の当たり前との対比、記憶のよみがえりにつながる機会となることも期待したい。