ご存知ですか?県の花と県の獣、そして県の石。

2024年12月号(242号)
特集|山形にこの石ありて
村山エリアほか

県の花は「紅花」、県の獣は「カモシカ」が山形を象徴するシンボルとして制定されているが、「県の石」というものがあるのをご存じだろうか。現在それらが展示されている県立博物館を皮切りに、遥か古代に石が形作った大地の声を訊きにいこう。

今号では、石や岩山に刻まれている山形の自然現象の記憶について解説してくださった山形県立博物館の地学部門学芸員・博士(環境学)の瀬戸大暉さんをはじめ、山形県内の奇岩、かつて繁栄した石の産地、県産石の素材に関していまなお残る建造物、当時の街の記憶を広告として伝える石版印刷、蔵王鉱山の歴史を語り継ぐ資料館、さらには山形大学 名誉教授博士(理学)大友幸子さんに訊く、山形県内の地質の特徴と分布など。石にまつわる様々な切り口で取材をした。

山形県の石として定められている、そろばん玉石・球顆(鉱石)。小国のそろばん玉石区分として昭和37年1月12日に山形県指定天然記念物指定(地域指定)は、形がそろばんの玉に似ているので「そろばん玉石」と呼ばれている。

gatta! 2024年12月号
特集|山形にこの石ありて

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