2024年4月号(234号)
特集|在住作家にきいてみた
東北芸術工科大学が創学して32年。芸術・アートは山形の街にどう溶け込み、それらを創造する人たちはどんな風に暮らしを紡いでいるのだろう。
東北で唯一の芸術系大学果たしてきた役割
山形市に東北芸術工科大学が創設されたのは1992年(平成4)。この32年の歩みのなかで、県内はもちろん、全国および世界で飛躍する芸術家を輩出していることはご周知の通りだ。ユニークな教授陣や在学生の活躍については、企業や自治体などとのコラボレーションであったり、発表された作品などを通して接する機会はあるものの、彼らは一体どんなことを発想の源としてクリエイトしているのか、その内側について知る機会はそう多くない。さらに大学を巣立ったアーティストのなかには、山形に留まり、また戻るなどして、その創作活動を深めている人たちもいる。
どんな視点を持ち、なぜ山形で暮らしているのか
芸工大から巣立ったアーティストたちが山形にいる理由と見ているものについて訊ね、我々が気づいていない山形を探ることができたら。まずはこの巻頭で今春卒業を迎えたアーティストの卵の作品や言葉から、山形の情景を感じてみよう。
gatta! 2024年4月号
特集|在住作家にきいてみた
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